関関同立生が教える合格までに使ったレベル別参考書 英語 長文〜最終章

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(関関同立レベル)大学生が教える、合格までに使ったレベル別参考書【英語・構文】

志望校に合格するためには、しっかりと計画を立てて受験当日までに合格レベルに達することが必要です。

一方で、独学で勉強している受験生には「何をどのようにすればいいかわからない…」と悩んでいる方も多いです。

今回は合格するために必要な学力をつけるためのレベル別参考書についてご紹介します。

構文対策

今回は構文対策についてご紹介します。受験生の中には構文対策の重要性を理解せず、構文対策を行わない受験生もいます。

しかし実際は、構文対策は長文読解対策に直結しています。構文対策をしっかり行わないと、長文の難易度が上がった時に対応が出来ず、長文が読めなくなってしまいます。

また、関関同立の入試問題では、場合によって訳出問題が出ます。構文対策は訳出問題の対策にもなります。

そのため、受験までのスケジュールには構文対策を組み入れて、難しい長文問題にも対応が出来るようにして入試本番を迎えましょう。

①構文を始めて学ぶ人or受験まで比較的時間のある高校1年生or2年生「(基礎~標準レベル)

『セレクト構文70』

本書は、文法を学習し終わった次のステップとして使用することをお勧めします。

左ページには文法・構文の解説が、右ページには大問4個分の問題が並んでいます。大問2個分は文法問題の確認が出来て、残りの大問2問分で構文を生かして訳出をする練習ができます。

付録の冊子には70構文の英文と日本語訳が掲載されており、すぐに構文の確認をすることが出来ます。

また、基本70構文を暗記すると、長文の訳出問題で適切な訳を書けるだけではなく、暗記した構文を利用して英作文問題を解くこともできます。この小冊子を活用して是非基本70構文を暗記してしましましょう。

本書は絶対に抑えておきたい70構文が収録されていて、問題レベルも基礎~標準レベルなので構文初心者の方にはおすすめです。

②基礎構文を実践問題で確認したい人向け(基礎~標準レベル)

『入門英文解釈の技術70』

本書は、約70の基礎構文を確認し終わって、それらの定着度を確認しながらレベルアップしたい人にお勧めです。

本書の特徴は、良問を取り揃えていて、且つ解説が非常に丁寧なことです。問題は全て、基礎70構文を使用した実際の入試問題です。

また、難単語には注釈がついているため、「構文は理解できるけど単語が分からないから訳せない!」という心配もありません。

とにかく構文を生かしてまずは自由に訳出し、そこから解説と自分の回答を見比べながら、自力で添削してみましょう。

解説では、問題の英文を要素ごとに区切り、要素ごとに丁寧な説明がされています。そのため、「自分の回答は何が足りないか、どのように書けば上手に訳出することが出来るか」が一目瞭然です。

本書を使用すれば、独学でも着実に構文レベルを上げていくことが出来ます。

③一文が長い文でもしっかりと構文を生かして訳出する練習!(標準~応用レベル)

『基礎 英文解釈の技術100』
『ポレポレ英文読解 プロセス50』

本書は、少し長めの文章の中でもしっかりと構文を生かして正しい訳出する練習ができます。

難関大学の長文問題は一文一文がとても長いものが多いです。どこまでが主語・述語かを判別するのが難しい場合や、倒置が起こっていて読みにくい場合、関係代名詞が用いられていて文全体の構成が判別しにくい場合など、これ以外にも様々なパターンがあります。

入試本番の会場でこれらの文章を見て、長文のキーセンテンスを逃したために長文全体の要旨がつかめなくなってしますのはあまりに勿体ないことです。特に、キーセンテンスには様々な構文やテクニックが織り交ぜられていて受験生は訳出に苦労する場合が多いようです。

そのため、まずは一段落分くらいの短めの長文で、しっかりと技法を見抜いて正しい訳出を行う練習をしておくことは入試本番でも生きる学習となってきます。

是非本書を活用して、構文力の強化に努めましょう。

➃本番直前の確認問題、難問対策!余力がある人向け(応用レベル)

『英文解釈の技術100』

本書は、難関私大又は国公立大学を受験する学生は最後の総仕上げとして是非取り組んでおきたい一冊です。

訳出問題の中でも、複数の技法が重なって内容が把握しにくいような難問が厳選されています。

実際の入試問題では、本書が扱うレベルの問題が解ければ受験生と差をつけることができて、合格可能性が高まるかもしれません。

本書でも一つ一つの文章の解説が、要素ごとに施されていて独学で構文対策を行うことが十分に可能です。
問題のレベルが高いため、最初は全く歯が立たないかもしれません。そこで落胆せずに、自分が訳出できる部分だけでも、書いてみることが大事です。

そこで添削を繰り返し、2周3周と同じ問題を復習して自力で訳出することが出来るように何度も取り組むことで必ず実力はつきます。その地道な学習は長文読解で必ず生きてくるため、諦めないで取り組みましょう!

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