東大法学部卒に聞いてみた東大法学部に合格するまでに使った参考書(国語編)

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東大法学部卒に聞いてみた東大法学部に合格するまでに使った参考書(国語編)

東大国語は現代文・古文・漢文から満遍なく出題され、予想配点は文系で現代文2問60点、古文・漢文各30点の120点満点です。しかし、その得点の高さに反して、受験界ではあまり重要視されていない科目でもあります。というのも、特に現代文で顕著な傾向ですが、何かを勉強したからといって確実に高得点が取れるものでもなく、差がつきにくいと言われているためです。誤解を恐れずに換言すれば、多くの受験生は国語をやる時間があるならば英語をやる、数学をやるというスタンスを保持しているということになります。もっとも、古典分野はしっかりやっただけ点数が取れる科目ですので対策する価値がありますし、現代文も無視できない配点ですので、手を抜きすぎるのは危険です。そこで一般的な戦略としては、古典を固め、特に第一問の現代文の演習を適度にこなしておくというものが考えられます。多くの合格者はこの戦略をとっているので、これを基に参考書を選ぶと良いでしょう。

・現代文対策

『ことばはちからダ!現代文キーワード―入試現代文最重要キーワード20 (河合塾SERIES)』

『現代文キーワード読解[改訂版] 』

 自覚の有無にかかわらず、大半の受験生は日本語のネイティブスピーカーであり、母語たる現代日本語の試験では、高度な語彙力、背景知識が要求されます。しかしながら、多くの受験生は一般的に思想本と呼ばれるような類の本を読む習慣がないため、これらが不足しがちです。そこで、受験対策としては、これらの知識不足を補うため、頻出の概念について勉強する必要があります。日本語の語彙を学ぶときくと不必要に思えるかもしれませんが、上掲の本を手にとって、収録語の意味が思い浮かばなかったならば、これを避けて通る道はおすすめできません。

『現代文読解力の開発講座 (駿台受験シリーズ) 』


 駿台の名物講師・霜栄先生の一冊。基礎力を要請するための問題が難問日収録されているので、まずここから始めてみてもいいでしょう。

『得点奪取現代文記述・論述対策 (河合塾シリーズ)』


 河合塾の現代文問題集で、解説もわかりやすく、メソッドに富んでいて、採点基準がついているので得点感覚を養うのにも使えます。

『東大の現代文25カ年[第8版] (難関校過去問シリーズ)』


 現代文はあまりいい市販の参考書がないので、問題の質が高い過去問を大事にする方がいいと思います。ただし、25カ年の解答がいいとは思いませんので、演習をしたらできるだけ各社の解答を見比べて出来を確認するようにしましょう。

・古文対策

『三省堂古文単語350』


 あまりメジャーではないですが、訳出がナチュラルなので個人的にはおすすめです。形式は、一語ずつ意味が書いてあるというオーソドックスなものになります。

『古文単語FORMULA 600―大学受験 (東進ブックス)』


 市販の古文単語帳はどれも似たり寄ったりな印象が強いですが、本書は比較的収録語数が多いイメージです。単純に意味を覚えていくという方式なので根気はいりますが、二冊目としては有能かと思います。

『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル (河合塾シリーズ)』


 まずはこれで文法を確認するのが大事でしょう。読解への準備段階として使えます。

『古文解釈 はじめの一歩 (駿台受験シリーズ)』

『古文解釈の方法 (駿台受験シリーズ)』

『はじめの一歩古文読解問題集 (駿台受験シリーズ)』

古文解釈の完成 中・上級問題集 (駿台レクチャー叢書)

 上2冊は駿台の古文解釈の本。解釈において、どのように持っている知識を使うのかを解説する教科書的な本で、読み物としてこなしておきたい。下2冊は、同著者・同シリーズの問題集なので、上2冊を読んだあとに、もしくは読みながら、取り組むと良いでしょう。

『古文上達 基礎編 読解と演習45 』

『古文上達 読解と演習56』

『最強の古文 読解と演習50』


 Z会の古文シリーズ。古文上達の方は、文法事項習得と基礎的な読解問題を収録し、最強の古文は入試傾向に合わせて様々な実戦演習をつめるように構成されています。Z会の本は全体的にレイアウトに凝っていて、見やすい・使いやすいものが多いですが、これらも例に漏れず文字通り綺麗な参考書なので、こちらのほうが自分にあうと思った方はこれを使うといいと思います。

『鉄緑会東大古典問題集 資料・問題篇/解答篇』


 鉄緑会国語科が東大の古典の過去問10年分をまとめて収録した一冊。その厚さからわかるように、詳しい解説がのっており、採点基準もしっかりしているので、とても使い勝手がいいです。ネックなのは値段の高さと問題数の少なさにありますが、後者は25カ年で適宜補うなどして対策しましょう。

・漢文対策

『漢文ヤマのヤマ パワーアップ版 (大学受験超基礎シリーズ)』

『漢文句形ドリルと演習 (河合塾SERIES―ステップアップノート10)』


 どちらも句形習得を目的としてあげました。漢文はまず句形を押さえる必要がありますので、これらの本で習得しましょう。解説を読んでから、問題で確認するという形式になっています。

『漢文道場 入門から実戦まで』


 昔からある参考書ですが、句形習得後に読解問題への橋渡しをしてくれる本として未だに有能です。漢文は単語帳を使わない人も多いですが、重要語についての知識は深めておく必要があります。その点、本書は語彙についての注釈も充実しており、使い勝手がいいです。

『漢文 (河合塾SERIES―入試精選問題集)』


 河合塾の漢文問題集。文系の河合、理系の駿台とよく言われますが、やはり河合塾は文系科目の参考書の方がクオリティが高い気がします。問題演習量を確保したい方におすすめです。

『文脈で学ぶ 漢文句形とキーワード』

 漢文では単語帳を使わない人も多いと言いましたが、筆者としては語彙の充実に努めることは得点力アップに直結していると思うので、本書をおすすめします。句形を含め、重要語の意味がまとまっており、レイアウトもきれいなので使いやすい一冊です。これを抑えれば語彙力で負けることはなくなると思います。

『最強の漢文 難関大をめざす』


 過去問を除けば最もハイレベルな問題集の一つです。漢文道場の後にこれをまわせれば、過去問へ取り組む準備は万全でしょう。

『鉄緑会東大古典問題集 資料・問題篇/解答篇』

 古文よりは完成度が落ちる気がしますが、それでも古文同様使い勝手がいいのでおすすめです。

ライター
開成中学校、高校 東京大学法学部卒
弁護士 今泉

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