システム英単語の使い方と勉強法

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システム英単語

独学可能度★★★★★

英語長文を読み進めるために、単語力は必要不可欠です。そのために役立つのが、こちらのシステム英単語です。ビジュアルも非常に見やすく適度にカラー印刷が使われており、英単語が苦手な人でも比較的取り組みやすくなっています。レベルごとに単語が並んでいるので、独学であってもご自身のレベルにあった学習をすることができます。

レベルは?
大学受験生であれば、基本的に全ての人におすすめできる単語帳です。システム英単語には全部で2000単語ほど収録されているのですが、志望校のレベルによって学習する範囲を限定しても構いません。目安としては、以下のように考えておくと良いでしょう。
産近甲龍・日東駒専レベル:1200程度まで
関関同立レベル:1500程度まで
早慶・旧帝大レベル:2000全て
東大・京大レベル:2000全て+各派生語

効率的な暗記法・勉強法

英単語は、単語帳をただ眺めていたり、小テストを繰り返すだけではどうしても定着しません。もちろんそういった地道な作業は必要不可欠ですが、それだけでは『覚えたはずなのに忘れた』ということが起こりやすくなってしまうのです。そのため、毎日単語帳を見ながら単語を覚える傍ら、英語の長文読解を行うときの辞書代わりにも使ってみてください。最もおすすめなのは、
・システム英単語上だけで単語を暗記し、時にはテストも行う
・英語長文を精読し、分からない単語や曖昧な単語が出てくるたび、システム英単語上でもチェックする
・今度はその単語を本物の辞書で引き、システム英単語上の情報と照らし合わせる
・システム英単語CDを購入し、隙間時間に聞く。発音も覚えて単語を発音しながら覚えるとより正確に覚えれる。

これを繰り返すことで、『使っていくうちに自然に覚える』ということができるようになります。英単語のテストをしたときには解けたのに、肝心の英語長文に出てきた時には何故か分からない・・・という不思議な現象も多いので、是非この方法で勉強してみてください。

参考書・問題集の特徴

前述のとおり単語がレベル別に並んでいるだけでなく、各単語ごとに短い例文や語法の情報などが掲載されており、実は情報量の多い参考書です。
慣れないうちは見出し語を覚えるだけで良いですが、10週目以降であれば、単語の細かい語法や派生語、例文等にも目を向けることで、さらなる成績向上が見込めます。まさに「噛めば噛むほど味が出る単語帳」ですので、是非受験当日に至るまで全ての情報を学習しつくしてください。それだけの価値は十分にありますし、逆に言えばシステム英単語1冊だけで、ほとんどの大学の英単語対策を網羅していると言えます。

相性の良い参考書・問題集は?

基本的には、全ての英語長文と一緒に使うことで、飛躍的な学習効率が生まれます。
一方で、旧帝大レベルで英語を得点源にしたいと考えている人は、『鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁』という単語帳と同時並行で学習することをおすすめします。
システム英単語を全て覚えるだけでも、確かに十分な単語力を身に付けることができます。しかしながら、『合格者の中でも5割程度だけが暗記している単語』レベルは収録されておらず、英語を確実な得点源としたい学生にとっては少し物足りないかもしれません。
そのため、2冊の英単語を同時並行で学習することで、圧倒的な単語力を身に付けることが可能になります。
基礎的な単語しか知らない場合はシステム英単語 basic(シス単Basic)から初めても良いかもしれません。中学レベルからでしたらシス単中学版というのがあります。

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