2017 11/05
コラム  

早稲田大合格者が提案する、偏差値30台から見れる 「もし参考書だけで早稲田合格を狙うならこれが最短ルートです。」 参考書最短ルート数学編

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1.はじめに

早稲田大学の数学は、学部によってマーク式・記述式の2パターンあります。どちらにせよ、センター試験以上のレベルを求められますのでしっかりとした対策が必要です。これらの参考書・問題集を使って本番に向け数学力を付けていってくださいね。

レベル別おすすめ参考書

2.偏差値30~40台(中学レベルから始めたい人向け)

スバラシク面白いと評判の初めから始める数学1(馬場 敬之 著)
・スバラシク面白いと評判の初めから始める数学A(馬場 敬之 著)
・スバラシク面白いと評判の初めから始める数学2 (馬場 敬之 著)
・スバラシク面白いと評判の初めから始める数学B (馬場 敬之 著)
・スバラシク面白いと評判の初めから始める数学3 Part1 (馬場 敬之 著)
・スバラシク面白いと評判の初めから始める数学3 Part2 (馬場 敬之 著)

上記のこれらのシリーズは説明が大変丁寧で、まず一番根本の基本の定理や公式から理解したい人にはおすすめです。

3.偏差値40~50台

・スバラシク強くなると評判の元気が出る数学1・A (馬場 敬之 著)
・スバラシク強くなると評判の元気が出る数学2 (馬場 敬之 著)
・スバラシク強くなると評判の元気が出る数学B (馬場 敬之 著)
・スバラシク強くなると評判の元気が出る数学3 (馬場 敬之 著)
「初めから始める」シリーズの続版です。公式を一通り覚えた後はこれらの問題集で覚えてしまうくらいやりこみましょう。
・合格る計算 数学I・A・II・B (シグマベスト) (広瀬 和之 著)
・合格る計算 数学III (シグマベスト)  (広瀬 和之 著)

これらの問題集は、基本の公式・定理を理解できた方にぜひ取り組んでもらいたい本です。解き方というより、計算力を身につけられ、これからの勉強に役立つでしょう。

4.偏差値50~60台

・改訂版チャート式基礎からの数学1+A (チャート研究所 編)
・チャート式基礎からの数学2+B―新課程 (チャート研究所 編)
・チャート式基礎からの数学3―新課程 (チャート研究所 編)
俗に言う「青チャート」です。基本の問題から応用レベルの問題まで、様々な問題が網羅されています。これで難関大レベルまでカバーすることが可能です。

・START DASH!! 数学1 関数いろいろ (戸田 光一郎・水嶋 克仁 著)
・START DASH!! 数学2 使いこなそう整式 (木村 文彦・横田 英克 著)
・START DASH!! 数学3 図形をしらべよう (水嶋 克仁・依田 栄喜 著)
・START DASH!! 数学4 点の動きをしらべよう (依田 栄喜・木村 文彦 著)
・START DASH!! 数学5 かぞえる数学 (戸田 光一郎・横田 英克 著)
・START DASH!! 数学6 複素数平面と2次曲線 (堂前 孝信・吉田 大悟 著)
・START DASH!! 数学7 微分・積分 (堂前 孝信・須藤 謙 著)
解説・練習問題・入試問題にレベルがうまくわけられていて、説明も非常にわかりやすい問題集です。各分野に分かれているので1つ1つ丁寧に作られています。

5.偏差値60~65台

・ハッとめざめる確率 (安田亨 著)
確率を苦手としている方に非常におすすめです。読むパートが多いですがこれを理解できれば確率はもう怖くありません。
・文系数学の良問プラチカ 数学1・A・2・B (河合塾シリーズ 入試精選問題集 4) (鳥山 昌純 著)
・理系数学の良問プラチカ 数学1・A・2・B (河合塾シリーズ 入試精選問題集 5) (大石 隆司 著)
・理系数学の良問プラチカ 数学3 (河合塾シリーズ 入試精選問題集 6) (続木 勝年 著・ 宮嶋 俊和 著)
プラチカは理系・文系に分かれていますが、問題が違うので文理どちらもおすすめです。各大学の過去問の中でも良問が選ばれています。難関大を目指すのであればぜひやっていただきたいシリーズです。

6.偏差値65~

・1対1対応の演習/数学1 新訂版 (大学への数学 1対1シリーズ) (東京出版編集部 編)
・1対1対応の演習/数学A 新訂版 (大学への数学 1対1シリーズ)  (東京出版編集部 編)
・1対1対応の演習/数学II 新訂版 (大学への数学 1対1シリーズ)  (東京出版編集部 編)
・1対1対応の演習/数学B 新訂版 (大学への数学 1対1シリーズ)  (東京出版編集部 編)
・1対1対応の演習/数学3 曲線・複素数編 (大学への数学 1対1シリーズ)  (東京出版編集部 編)
・1対1対応の演習/数学3 微積分編 (大学への数学 1対1シリーズ)  (東京出版編集部 編)
1対1シリーズです。難易度は上がりますが、これらの考え方を理解できればかなりの応用力を身につけられます。

7.おわりに

中学生レベルから紹介しましたが、早稲田大学を目指すのであれば記述模試で偏差値65、さらに70以上取れる実力を身につけてほしいと思います。より初級のレベルから始めるのであれば、より早い段階で受験勉強に取り組んでください。教科書レベルをしっかりと理解し定着させてから、さらに応用力を育てていきましょう。難易度が上がれば上がるほど、様々な分野からの融合問題が出題されるからです。
また、さらなる実力を付けるときには様々な単元の問題から少しずつ同時並行に取り組んでいくことをおすすめします。どうしても1つの単元だけに絞ってやってしまうと、その単元が終えるころには他の単元の内容を忘れてしまう可能性が高いです。
1つのシリーズ、もしくは総合問題集の問題を完璧に仕上げましょう。できない問題がなくなるまで何度も解き、問題を見て解法が頭に思い描けるようになるまでできたら、次のレベルに進んでいきましょう。

ライター
早稲田大学 スポーツ科学部卒
津田美香

編集:大学受験ペディア 編集部

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