青山学院大学 傾向と対策 第2弾 理系・文系数学

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青山学院大学 傾向と対策 第2弾 理系・文系数学

問題構成理系 満点 200点 問題数 :大問数5 試験時間 70分

-大問 1 全問マークセンス式の大問 時間配分目安13 分
-大問 2 全問マークセンス式の大問 時間配分目安13 分
-大問 3 全問マークセンス式の大問 時間配分目安13 分
-大問 4 全問マークセンス式の大問 時間配分目安13 分
-大問 5 全問マークセンス式の大問 時間配分目安13 分

問題構成文系 満点 100点 問題数 :大問数4 試験時間 60分

-大問 1 全問マークセンス式の大問 時間配分目安14 分
-大問 2 全問マークセンス式の大問 時間配分目安14 分
-大問 3 全問マークセンス式の大問 時間配分目安14 分
-大問 4 全問マークセンス式の大問 時間配分目安14 分
※詳細な配点は現在公表されていない
■おすすめ回答順 :取り掛かれるものから→見直し

概要

全ての問題がマークセンス式で回答するものとなっていて記述式で回答する部分は用意されていません。空欄補充の問題のみで構成されていてセンター試験のような誘導式の問題が大半です。理系と文系で出題範囲が異なることから大問の構成が異なっていて、理系に関しては大問数5題で70分・文系に関しては大問数4題で60分となっています。試験時間に関しては文系の問題が余裕のあるものになっているのに対して、理系の問題はスピード感のある対応を求められるものとなっています。どちらの問題に関しても微積分に関するものがよく出題されていてこの分野は毎年何かしらの形で出題されているのが特徴です。それ以外は文系であれば図形や三角関するに関するものがよく出題されていますし、理系に関しては微積分とそれらに関連して他の単元を出題する融合問題のようなものが出題されていることもあります。ただ微積分以外に関しては年度ごとに共通して出題されているといえる単元が少なく全体的な数学の力が問われていると考えると良いでしょう。
全ての問題において誘導式で空欄補充となっていて、分かりやすい誘導が特徴的な問題が多いです。そのため受験生があまり見たことのないであろう問題が出題されたとしても、誘導に沿って問題を解き進めていけばしっかりと回答が得られるようになっています。この点を考慮すると発展的な問題であっても難易度は公式を正しく利用できるのか、計算は試験時間内に的確に終わらせることが出来るのかといった標準的なことが問われていることになります。試験時間に余裕はないことを踏まえると計算力は特に問われていると考えても良いかもしれません。
誘導があることを踏まえても問題は標準的な問題が多く数学を得意としているものであれば高得点が十分に狙える内容となっています。逆に言えば基礎的な知識に抜け漏れがあると他人に大きく差を付けられやすい科目ともなっています。

対策

誘導を利用した問題形式となっていることもあり出題されている内容は標準的なものが多くなっています。各大問の最初には教科書レベルの標準的なものも出題されていて基礎知識を対策することによってそのまま得点に繋がるような問題が多くなっています。教科書に載っている公式や王道の解法についてしっかりと理解し、問題演習を通じて身につけていくことが対策としては重要でしょう。ただ公式を覚えてみるような対策だけでは誘導式の問題であっても公式を適切に当てはめたりすることはできません。まずは論述しながら問題を解いてどのように問題を解き進めるのか、どのような誘導問題が考えられるのかを理解していくことが大切です。
こういった学習は受験用の問題集を利用するよりも先に教科書レベルの標準的な問題集を利用してみることが大切となります。確かに論述問題には難しいものが多いので試験対策としては難しいものに取り掛かる必要があるのかと感じるかもしれませんが少しは挑戦しておきましょう。ただ、出題されている内容は繰り返しになりますが基礎レベルが多いです。最初から必要以上に難しいものに取り掛かると実際に出題される問題との差が無駄に生まれてしまいますので基礎を定着させて、そこから少し難しい問題に取り掛かると良いでしょう。
複雑な計算は出題されていませんが試験時間に対して問題数は多めとなっています。そのため計算力も鍛えておくことが対策として必要です。計算問題集を利用し計算間違いの無いように対策することはもちろん、理系であれば微積分に関する計算問題も利用しておくと実力アップに繋がります。特にマークセンス式の問題は道中が評価されることがありません。いくら解法が合っていても最終的な値が間違っていれば全く得点にならないのです。こういったことも踏まえて計算力の重要性を認識し、確実に数値を合わせられるように対策しましょう。

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