京大、阪大生に聞いてみた 私立滑り止めに私立の過去問対策はしましたか? 1

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京大、阪大生に聞いてみた
私立滑り止めに私立の過去問対策はしました?

現役生は特に、私立対策にセンター試験、そして第一志望の京大2次試験対策・・・
これらを全てこなすのは、現実的にとても大変です。
もちろん自分が受ける全ての大学の過去問演習を行うのが理想ですが、結局私は過去問対策を全くせずに同志社大学の受験当日を迎えてしまいました。

4学部受けて結果は2つしか合格しなかった

普段から京大の2次試験対策をしていたこともあり、心の何処かで『私立は対策しなくても受かるだろう』と思っていました。
幸い同志社大学は、特別な対策が必要な教科書レベルを大きく逸脱した問題はなく、初めて見る問題であっても解き進めることができました。
しかしながら、結果は4学部中2学部不合格という不本意なものでした。
得点開示をしたところ、1日目から4日目まで少しずつ得点が向上していたので、過去問対策をしていれば、もう少し違う結果になっていたかもしれません。

英語の対話文対策は必要だと思った

中でも特に対策が必要だったと痛感したのは、私立大学特有の『英語の対話文』の問題でした。慣れていればもう少し早く解き終わることができたと思うのですが、普段慣れていない出題形式に戸惑い、必要以上に時間がかかってしまったのです。
自分があまり解いたことのない問題形式に、緊張状態である本番にいきなり対応するのは非常に困難です。実際に私の周囲でも、京大に合格したにも関わらず滑り止めの私立大学に落ちていた人は多くいましたが、そのほとんどが過去問対策をやっていませんでした。

問題傾向や時間配分だけでも知っておく

しかしながら、いくら『過去問演習をしなければ』と頭では分かっていたとしても、現実的にその時間が取れない受験生も多いと思います。
滑り止めの私立入試対策が必ずしも第一志望合格に直結するわけではないので、貴重な時間をどのように使うべきか、悩んでしまうこともあるかもしれません。
しかしながら、もし滑り止めに私立大学を受験するのであれば、
・問題傾向を把握すること
・どのような時間配分で解くかの戦略を立てる

この2つだけはやっておくことをおすすめします。
当日、分からない問題が出てきた時に『この問題にどのくらい時間をかけて良いんだろう』と迷ってしまいますし、問題傾向を知っていれば、問題文を読む時間を省くこともできます。
記号問題の中には、『答え方が少しややこしい』といった問題もありますので、学力とは関係のない部分も含め、少なくとも1年分は解いてみましょう。
もし時間がない場合は、1年分を解いたあと、残りの年度は問題傾向を確認するだけでも構いません。

まとめ

いかがでしょうか。
センター試験、私立入試、2次試験出願・・・と慌ただしい中、滑り止めの私立大学の対策にまでなかなか手が回らないかもしれません。
しかしながら、滑り止めの大学に落ちてしまっては元も子もないですし、何よりも精神的な安心感が全く違ってきてしまいます。
確実に合格を手に入れるためにも、わずかで良いので過去問対策の時間を設けることをおすすめします。

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