AO入試とは? 勉強法、対策があれば教えてください。
AO入試とは?
AO入試とは『Admission Office』の略で、大学受験における推薦入試のひとつです。一般的な筆記の入学試験では学力の有無に重きを置きますが、AO入試では受験生の人間性など学力とはまた別の評価基準で合格者を選抜します。最近では国公立大学のなかにもこのAO入試を実施するところが増えており、上手に活用すると志望校に合格できるチャンスが広がります。
AO入試の対策を始める前に。
AO入試と言っても大学ごとに試験の形態はさまざまです。面接や小論文を通して受験生を評価するところもあれば、調査書に記載されている高校での生活態度などを考慮しながら合格者を決める大学もあります。もちろん、志望理由書も合否を決める大切な要素です。闇雲に勉強するのではなく、志望校の傾向をきちんと調べることが効率のいい勉強法へとつながります。
面接・面談の効果的な勉強法とは?
面接・面談は自分自身をアピールする絶好のチャンスです。ただ、対策をせずに臨んでしまうと緊張で上手く話せない場合もあり得ますから、あらかじめ学校の先生に協力してもらうなどして練習をしておくといいでしょう。ちなみに、面接にはかなりの確率で聞かれる『お決まりの質問』がいくつか存在します。これらに対する返答をあらかじめ用意しておくだけでも精神的にかなり楽な状態で本番を迎えられるはずです。もちろん、予期せぬ質問が飛んでくることも普通にあるので、そういった想定外の状況を踏まえながら面接のシミュレーションを繰り返すとより効果的なのは言うまでもありません。また、単に面接といってもそのバリエーションはさまざまです。自分ひとりだけで受ける個人面接もあれば、何人かの受験生と同時に行う集団面接もあります。可能なのであれば志望校のAO入試経験者から情報を集め、その形態に特化したトレーニングをすることができればかなり有利にAO入試を戦えます。
小論文対策におすすめの勉強法とは?
小論文は受験生が思っている以上に厄介な試験です。日本語で答えるテストだけに何とかなりそうに思えるのですが、実際にはかなり差の付きやすい科目となっています。小論文できちんと得点するためにまず必要なのが基本的な書き方を身に付けることです。自分の思ったことを書き並べる作文とは違い、小論文では論理的な文章が求められます。幸いなことに、論理的な文章にはある程度のテンプレートが存在するため、それを覚えてしまえばそこそこ見栄えのする答案に仕上げるのは難しくありません。書店の大学受験のコーナーに行くと小論文の参考書が多数並んでいますから、そのなかから自分にあったものを選んで使えばいいでしょう。ただし、これだけでは不十分です。やはり、小論文はたくさん書いてこそ上達します。そこでおすすめなのが通信教育の添削サービスです。自分で書いた文章を自身で見直す場合、どうしても癖などは見落としてしまいがちです。これに対して、添削サービスを利用すると第三者の目で文章を客観的にチェックしてもらえるため、直した方がいい部分を的確に指摘してもらえます。この修正作業を繰り返すことで自然と小論文のクオリティーも上がり、最終的にはほかの受験生に差を付けられるような読み応えのあるう文章を書けるようになるわけです。
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