2017 11/01
参考書ペディア  

生物基礎ゴロゴの使い方と勉強法 発売前レビュー

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1)独学可能度★★★★★

『生物基礎ゴロゴ』はゴロ合わせメインの参考書ですが、ゴロ合わせだけでなく詳しい解説も載っており、図やイラストなども豊富で視覚的にも理解しやすいように作られています。用語の説明も載っており、独学でもスムーズに進められるようになっています。また、レベル1(定期試験レベル)、レベル2(センター試験レベル)とレベル分けされているので、まずはレベル1で基礎固めをしてからレベル2でセンター対策をするといった具合に効率的な学習が可能です。

2)相性のいい参考書

『田部の生物基礎をはじめからていねいに』、『センターはこれだけ! 大森徹の生物基礎』、『宇宙一わかりやすい高校生物(生物基礎)』、『大学入試 山川喜輝の生物基礎が面白いほどわかる本』、『改訂版 センター試験 生物基礎の点数が面白いほどとれる本』などといったいわゆる講義本と相性バッチリです。講義本で全体像を掴み、生物基礎ゴロゴで要点を暗記していくといった使い方がおすすめです。ある程度基礎が理解できたら、『短期攻略センター生物基礎』、『リードLightノート生物基礎』、『生物基礎の必修整理ノート 新課程版』などの問題集や、またはセンター試験の過去問または予想問題集を解いていくとよいでしょう。生物基礎だけでなく生物も入試で必要な人は、『生物(生物基礎・生物)入門問題精講』、『生物(生物基礎・生物)基礎問題精講』、難関大受験の人は『生物(生物基礎・生物)標準問題精講』もおすすめです。

3)特徴

ゴロ合わせとイラストにより短時間で効率的に覚えられるのが『生物基礎ゴロゴ』の最大の特徴です。ゴロに関連した章末問題と一問一答も用意されているので、インプットだけでなくアウトプットも行うことができます。解説も分かりやすくまとめられており、テストによく出る重要語句は赤文字になっていて付属の赤シートで隠して学習することができます。さらに、豆知識やQ&A、コラムも充実しており、勉強に関する名言やワンポイントアドバイスなども載っているので、楽しみながらどんどん成績を伸ばしていくことができます。

4)効率的な勉強法

まずは見出しのゴロとその解説を一通り読んでから、ゴロを10回ずつ口に出して音読していきます。その後、赤シートで隠して重要語句の確認をしていきます。ある程度覚えられたら、章末チェックの問題を解いて理解度を確認するようにしましょう。間違えた問題はゴロをもう一度確認してしっかり覚えてください。また、間違えたものは印を付けておき、定期的に復習するようにしましょう。その後、一問一答も演習して、こちらも間違えた問題には印をつけて後で解き直しをするようにしてください。後は、仕上げにゴロ合わせ全チェックのページでゴロを1つずつ確認していきます。ゴロ合わせ全チェックではゴロの一部が赤文字になっているので、ゴロ合わせそのものが覚えられたかどうかの確認もすることができます。ここまできたら、センター試験に必要な知識はかなり身についているはずです。後はどんどん問題集や過去問を解いていき、間違えたところは解説をよく読んで理解するとともに、まだ覚えられていないところがあればゴロゴで復習するようにしましょう。

ライター:生物基礎ゴロゴ 著者 信定 邦洋

編集:大学受験ペディア 編集部

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