2017 01/08
参考書ペディア  

DUOの使い方と暗記法

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⑴独学可能度 ★★★★★

・重要単語1600語と重要熟語1000語が例文560個に収録

・わかりやすい説明と充実した類義語、対義語

・例文にストーリ性があり、親しみやすい

・CDを購入すればリスニングも可能

独学は十分に可能です。Duoは単語帳なので、覚えるだけになってしまうこともあるので、演習用として一緒に取り組んでもらいたいのは、「長文レベル別問題集」や、「やっておきたい英語長文シリーズ」です。これらを並行してより効率よく定着させていきましょう。

⑵レベル★★~★★★★★ お勧め度★★★★

・偏差値50前後の方から、東大京大を目指す方まで幅広く使用可能

・高校レベルから関関同立・GMARCHレベル 東大・京大・早慶レベル(旧帝大)まで対応

大学入試必須の単語から非常にマニアックなものまで幅広く収録されています。
高校基礎レベルを十分にマスターできていない方に関しては、たとえば「データベース3000」や、「ターゲット1400」などである程度のレベルまでの単語を一通りおさえたうえで取り組んでいきましょう。

全レベル対応の有用な単語帳です。

⑶単語帳の特徴

・少し長めの例文を基にして、そこに割り振られた単語を覚えていくスタイル

例文を読む、声に出す、CDを聴いて声に出す、紙などに例文を書いたり単語を書いたりすることで「リスニング」「リーディング」「ライティング」「スピーキング」の4要素をしっかりと網羅できます。

・収録数:単語・熟語 計2600語

収録数はほかの単語帳と比べてもかなり多い部類です。

・「類義語」「対義語」が非常に多く収録

そのため、単語を別々に覚えるわけではなく、関連して覚えることができます。このやり方について④で詳しく述べました。

⑷単語帳の使い方

ツリー式記憶術

大学入試で特に難関大学を受験される方、TOEICやTOEFL、英検の準1級や1級をこれから受験される予定の方は、山ほどある単語を覚えていかなくてはなりません。また、綴りが一つ違うだけでまったく異なる意味にあるものもたくさん出てきます。そういったときに、一つ一つ地道に覚えるのはあまりに大変です。例を出してみますと、adoptは「採用する」という意味ですが、adaptは「適応する」という意味です。これだけでも紛らわしいのですがここにレベルが上がってくるとadeptという「熟練した」の意味を持つ単語がさらに加わります。この3単語をたとえ覚えていたとしても、緊張している場面では、頭のなかでいり交じり、どれが正しい意味か分からなくなってきてしまいます。そのため、これらを整理する意味でも、また単語を効率よく覚えるうえでもツリー式の覚え方は使えます。以下に参考画像をのせました。こちらの説明を少ししていきます。

これは、私が先ほど例を出した「adapt」でツリーを書いてみた図です。
このように、類義語を≒、紛らわしい単語を⇔×、ここにはありませんが対義語を⇔とし、
そこに加えて情報を→などで書き加えていくことでよりたくさんの単語を関連して覚えることができるようになります。また、今回は黒のボールペンのみを用いて作成しましたが、
たとえば色ペンなどをつかって重要度分類もできることができます。このDuoの特徴である類義語、対義語の多さを利用してよりたくさんの単語を効率よく覚えるとよいです。
なお、この方法は英語だけでなく覚えるものすべてに利用できますので参考にして下さい。

⑸勉強完成計画

①1か月で完成させるペース:×

②3か月で完成させるペース(1日3時間程度)

1週間の内、前半6日間で100単語×5=500単語 残りの2日を復習に用いる。
500単語×5週間=1周 3か月で2周前後取り組む。

③6か月で完成させるペース(1日1時間程度)

1週間の内、前半6日間で30単語 残り2日を復習に用いる。
150単語×13週間=1周 6か月間で2周前後取り組む。

最初は色々と調べたりする時間が必要で大変です。途中で投げ出したくなりますが、後で見返したときに非常に役に立ちます。1冊やるのはハードなので、できれば6か月、あるいは1年というスパンをかけて覚えていくのがおすすめです。

純粋に単語を覚える場合(3か月で十分可能)

ペース:1日100単語 50熟語で、20日間で1周 3ヶ月間で4周程度

単語を覚えただけでは点数には直結しません。
単語勉強を生かすために、「やっておきたい長文シリーズ」や「レベル別長文問題集」などに取り組んでいきましょう。文法は、フォレストやネクステージなどを用いて並行して勉強していってください。

受験はこの先の将来を決める大事なターニングポイントです。
「最初からまじめに単語を覚えておけばよかった」と後で後悔しないように。

大学入試以外でも英語は必須のものとなってきています。その英語の基礎の根本にある英単語ですから完璧といえるまでしっかりと定着させてください。そのために今回紹介したDuoを使っていきましょう。

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