2017 05/05
参考書ペディア  

化学(化学基礎・化学)基礎問題精講の使い方と勉強法

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化学(化学・化学基礎)基礎問題精講のトリセツと勉強法

⑴独学可能度 ★★☆☆☆

・初歩的な化学問題集

・1冊に受験化学の必須事項を収録

・問題はセンターレベルからMARCHレベルに対応

・受験で化学を使用する方に向けた基礎固め用

独学での学習は可能です。
化学基礎問題精講は初歩的な化学問題集です。
問題数は100問程度とかなり少なめですが、1冊でセンターレベルからMARCHレベルまでの必須事項を一通り学べます。受験化学の基礎固め用に使用すると効果的です。

⑵相性の良い参考書 

・化学標準問題精講(市販)
・教科書
・化学図表
・鎌田の理論化学・有機化学の講義
・福間の無機化学の講義
(・セミナー化学 ・リードα化学)
相性の良い参考書としては、以上にあるものがあげられます。
化学標準問題精講は姉妹書で、この参考書を完璧にマスターした方向けです。
特に早慶上智・旧帝大を受験される方はこちらも取り組んでください。
また、参考書として教科書、図表、鎌田の理論化学・有機化学の講義、福間の無機化学の講義などがお勧めです。
そのほか同じレベルの参考書にはセミナー化学やリードα化学があり、これ1冊で不安な方にはお勧めです。

(⑶参考書の特徴

・問題数が102題と比較的少ない

・その問題から受験化学に必要な必須事項を学べる

・化学が苦手な人からMARCHレベル、早慶上智・旧帝大を受験する方に
 基礎固めとして使用すると効果的

化学基礎問題精講は、問題数は102題と比較的少ないですが、その問題が洗練された良問ばかりです。そのため、この問題集1冊を完ぺきにすることで受験化学に必要な必須事項を一通り学ぶことができます。
化学が苦手な方、MARCH、早慶上智、旧帝大を受験される幅広い方の基礎固めとして使用することが可能です。

★完璧になるまでの反復基準

・最低でも3周程度問題に解答する

・教科書や鎌田の理論化学・有機化学の講義、福間の無機化学の講義などと
 併用して利用

・総合的な理解を重視して問題に解答する

最低3周程度は問題に解答すると良いと考えられます。
時間にすれば約50時間が妥当だと考えられます。
しかし、この参考書では足りない部分もあるので、教科書や鎌田の理論化学・有機化学の講義、福間の無機化学の講義などを用いて理解を深めるのが効果的です。
問題の正解・不正解より一つ一つの問題を通して無機化学・有機化学・理論化学を総合的に理解するのを重視して取り組んでいってください。

(⑷同時に使用したい参考書

・化学の新演習(市販)
・化学の新研究(市販)
・化学重要問題集(市販)
・化学標準問題精講(市販)
・リードα化学(市販)
・セミナー化学(学校指定)
・鎌田の理論化学・有機化学の講義
・福間の無機化学の講義

この参考書と鎌田の理論化学・有機化学の講義、福間の無機化学の講義は
是非併用してほしいです。理解が深まります。
問題集としては問題量が少ないので、セミナー化学やリードα化学で補強するのも
効果的です。

早慶上智・東大、京大、阪大、名古屋大学などの旧帝大を受験される方はこれ以外にも、
化学の新演習・新研究や化学重要問題集、姉妹書である化学標準問題精講に取り組んで、よりレベルの高い内容を学んでください。

よりレベルの高い内容を学んでください。

(5)効率の良い使い方、勉強法

・問題1問に対して疑問点・解答できなかった点は徹底的に学習

・並行して化学図表などでイメージをつかむ

・ノートに覚えた内容をまとめ、自分だけの参考書を作る

効率の良い使用法・勉強法としてはまず問題1問に対して単純に解答するのではなく、総合的に問題自体を理解できているかを考え、疑問点・解答できなかった点は徹底的に学習することです。これからさらにレベルの高い問題集に取り組むつもりの方は特にここで内容をおさえないとレベルの高い問題に太刀打ちできないです。
ここで理解を助けるうえで重要なのが化学図表です。図表は詳しい内容が分かりやすい図などで理解することができます。文章を覚えるよりイメージをつけるのが非常に重要ですので参考書と並行して読んでください。
また、ノートに覚えた内容を自分なりにまとめ、自分だけの参考書を作るのもよいです。

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