2017 06/02
コラム  

現代文ってどうやって成績をあげるの?勉強方法ってあるんですか?

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現代文ってどうやって成績をあげるの?勉強方法ってあるんですか?

国語、特に現代文の勉強方法に関しては多くの方が困ってしまうと思います。出題される問題は毎回違うし、どれだけ勉強しても結局無意味なのではないか…と不安になるとは当然でしょう。そこで今回は、現代文の勉強方法やいわゆる『読書量との相関関係』について考えてみたいと思います。

やっぱり日々読書をしていなきゃダメなの?

よく、『読書習慣がある人は国語が得意だ』という話を聞くと思います。確かに嘘ではないと思いますし、実際に長い文章を読み慣れている方が有利であることは間違いないでしょう。しかしながら、現実として受験生が『本を読んでたら国語の成績が上がるかなあ』と悠長に読書をしている暇はないんですよね。
実際に私も読書家ではありませんが、センター試験満点レベルくらいまでは成績を上げることができました。
読書家との差を埋めるためには、
・受験に出るレベルの長文をラクに読める体力(集中力)を付ける
・必要最低限の語彙は覚える
これだけで充分です。
上記の2点は、日々現代文の問題を解き続けることで自然に身についていきます。

現代文のオススメ勉強方法は?

現代文の成績を上げるには、どのようにして勉強すれば良いのでしょうか?私が実践していたのは、マーク式問題を解いた後、『正しい選択肢を自分で記述し直してみる』ということです。マーク式問題の正答選択肢というのは、『記述問題であれば、あなた自身が自分の言葉で答える部分』を表しています。
しかしながら実際には、正解選択肢のような流暢(時に冗長な)解答を1から自分で作るのは不可能です。そこで、まず普通に問題を解いた後、解答や解説文を見ながら、本文中の言葉を使って正答選択肢を書き直してみてください。
2次試験で記述式の問題が出題される方は言うまでもありませんが、マーク式の問題だけで充分だという人にも非常にオススメの勉強方法です。
基本的に受験生が記述問題を書く時は、本文中の言葉を切り貼りして答案を仕上げるのが理想です。
完全な本文抜き出しでは採点官に怒られる可能性があるので、まずは該当する本文を抜き出し、日本語が自然になるよう、解答に合うように繋げ合わせる。その後、言い回しを少し変えたり、類義語を使ったりして、ほんの少し文章(解答)に手を加えたら、立派な正答の完成です。解説文を読むことで『どの要素が入っていれば良いのか』という点は分かると思うので、それらを参考にしながら、本番あなた自身でも書けるレベルの正答を作ってみてください。それを色々な問題で繰り返していくうちに、マーク式問題や記述問題など、あらゆる形式の受験問題に対応できるようになっていきます。

まとめ

いかがでしょうか。
答案を作る練習というよりは、最初は「自分の言葉で書ける答案作成の作業」という感じになってしまうかもしれません。慣れないうちはどうしても時間がかかる勉強法ですので、「こんなことやっていて意味があるのか?」と疑問に思うかもしれませんが、何度か繰り返すうちに、得点にも直接結びついていきますよ!

現代文が苦手な人のためのオススメ参考書

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